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平成27年 第59回通常総会 赤染清康理事長 挨拶

 先程の第59回通常総会に於いて、理事長職を拝命させて頂きました赤染です。
今日まで4期8年の長きにわたり、卓越した指導力で組合を引っ張ってきて頂いた近藤前理事長の偉業を引き継ぐ大役を仰せつかり、身の引き締まる思いがするとともに、大役への重圧を感じています。
 東京都製紙原料協同組合は、昭和22年の創立以来今年度で67年目を迎えますが、その間、原料業界においては幾多の困難な時代がありました。
 私が覚えているだけでも、第一次、第二次オイルショック、バブル崩壊、古紙の大余剰による逆有償化、それに伴う赤字輸出、リーマン・ショックによる大暴落等、挙げればきりがありません。
 しかし、当組合はこのような諸問題・困難を、組合員の皆様の英知と団結力、粘り強さと行動力によって乗り越えて来ました。
 当組合は、全原連の加盟組合の中でも数少ない集荷と直納が一体化した組合です。古紙の発生元から製紙メーカーさん迄、多方面の業界団体の方々とお付き合いがあることで、川上から川下までの古紙の情報が入り業界を網羅しています。
 出発は産業古紙中心の組合でしたが、近年では上物古紙から裾物3品迄、幅広く取り扱っている組合員や、産業廃棄物の分野に進出している組合員もいます。組合員の業態はその時代の変化に合わせて多種多様に変わってきており、これからも時代の変化に対応して変えていかなければなりません。
 また、当組合の特筆すべきことは、非常にアットホームで、本音で話し合いが出来て、団結してことに当たる事が出来ることです。
 都内に地域別に10の支部があり、各支部にはその地域の特性がありますが、支部長を中心に活動し、協力体制が整っています。
 また、当組合には、総務部、直納部、集荷部、広報部、事業部、青年部と6つの業務部がありますが、それぞれがその責任において有機的に結びついて、組合を運営しています。
 67年の歴史は先達の苦労と組合員の努力、関連諸団体の皆様の温かい支援のお気持ちの上に成り立っていることを改めて実感しています。  伝統ある当組合の一員として、これからも精一杯努力していく所存ですので、今後ともご支援、ご指導の程、よろしくお願い申し上げます。

(平成27(2015)年5月18日 於・東京都製紙原料協同組合 第59回通常総会)


理事長 赤染 清康


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